2013年05月21日
第二文型、第五文型での分詞
はい、前回は
分詞が形容詞的に使われるよ!という話をしました。
で、です。形容詞的に使われるとすると、
第二文型SVCのC部分や、
第五文型SVOCのC部分にも使えるわけです。
ーーーーーーーーーーーーーー
ここで、第二文型と第五文型のおさらいをざざっと。
第二文型のSVCは、S=Vの関係でした。
Nbita is a dull stick.
(Nびたはノロマです。)
Nbita と a dull stick はイコールです。
第五文型のSVOCは、O=Cですね。
Nbita made his mother angry because of the bad result of the test.
(Nびたは、悪いテストの結果で母を怒らせた。)
his motherとangryはイコールです。
ーーーーーーーーーーーーーーー
分詞も同じように使えます。
第二文型で使う場合。
Nbita remains standing in the corridor.
(Nびたは、廊下でたったままでいた)
Nbita=standing(立っている状態)ですね。
この時Sに入る動詞は、何かの動作を持続しているような動詞がよく入ります。
(lie, sit, stand, go, come, keep, remainなど。)
Nbita seemed bullied by his confidential friend.
(Nびたは、彼の心の友に虐められているように見えた)
Nbita=bullied(虐められている状態)です。
S部分によく入る動詞はlook, seem, appear, keep, rest, remainなど。
動作を継続して行う動詞以外にも、見える、感じるなど感覚に関連した動詞もよく入ります。
次は、第五文型に使う場合を見て行きましょう。
Demon saw Nbita dozing in his room.
(Dえもんは、Nびたが部屋で居眠りをしている所を見た)
Nbita=dozing(居眠りしている状態)
He heard his name called loudly at the beginning of the movie.
(彼は、映画の冒頭部分で、彼の名前が大声で呼ばれたのを聞いた)
his name=called(呼ばれた状態)
例文は、どちらもS部分に知覚動詞を使っています。知覚動詞とは、読んで字の如く、聞いたり見たり感じたりという、人間の感覚で感じる時に使う動詞です。
その他にも、make, have, getといった使役動詞も使われ、その時には(人)に〜させる、という意味になります。
それから、
Demon saw Nbita dozing in his room.
Demon saw Nbita doze in his room.
この二つの文の違いは何でしょうか。
知覚動詞は、分詞と原型不定詞(見た目は動詞の原型)の両方の動詞を使えます。
意味の違いは、
分詞の場合は、まさにその瞬間を見た、と訳し、
原型不定詞の場合は、最初から最後までの一部始終をみた、と訳します。
なので下の文の和訳は
Dえもんは、Nびたが居眠りをするの(一部始終)を見た
となります。
続きますー